
FXトレードとは?「お金の戦場」初心者向け15分解説
「FXトレード」という言葉を聞いたことはあるけれど、実際に何をするものなのか分からない。そんなあなたのために、今回はFXトレードの基本を解説します。この記事を読めば、FXの仕組みからメリット・デメリット、始め方まで理解できるようになっています。
特に当サイトで扱うテクニカル分析を活用したデイトレードの基礎を知ることができます。
FXって何の略?その正体は?
FXとは「Foreign Exchange(外国為替取引)」の略です。簡単に言えば、外国のお金(通貨)を売ったり買ったりして利益を得る取引(トレード)のことです。例えば、100円で1ドル買えるときに1ドル購入し、後日1ドルが110円になって売却すれば、10円の利益が出ます。これがFXトレードの基本的な仕組みで、外貨預金と同じようなものですね。
為替レートの変動メカニズムを知る
通貨の価値(為替レート)は、国の経済状況や政治情勢、金利政策などによって常に変動しています。
例えば、日本の経済が良くなれば円の価値が上がり(円高)、アメリカの経済が好調であればドルの価値が上がります(ドル高)。
この「値動き」には一定のパターンが存在し、チャート上に現れる独自のシグナルを読み取ることで、適切なタイミングでの売買が可能になります。このチャートのパターンを分析する手法が「テクニカル分析」であり、当サイトで主に扱う手法です。
トレード手法の2大潮流:ファンダメンタルとテクニカル
FXトレードには大きく分けて3つのアプローチがあります:
- ファンダメンタル分析:
- 経済指標、政策金利、政治情勢などの「ファンダメンタルズ」に基づいてトレードを行う
- 中長期の保有が多い(数日〜数ヶ月)
- 為替変動の根拠になる経済や金利差に基づくトレードだが、マクロ経済の理解が必要
- テクニカル分析:
- チャートのパターンや指標を分析してトレード
- 短期売買が中心(数十分〜数日間)
- ルールに基づいた明確なエントリー・イグジットポイントの設定が可能だが適切なスキルを身につける必要がある
- スワップポイント狙い:
- 金利差のある通貨ペアを保有してスワップポイント(金利)を受け取る
- 長期保有が前提(数ヶ月以上)
- 資金量があれば、何もせずに多くの利益を得られる反面、金利差を上回る為替変動があると損失を被る可能性がある
当サイトでは、テクニカル分析に基づくデイトレードを中心に解説していきます。なぜなら、明確なルールに従ったトレードは、感情に左右されず再現性の高いトレードを可能にするからです。
FXトレード取引の魅力:なぜ多くの人が挑戦するのか?

人気の理由はいくつかあります。
- 少額からスタートできる:1万円程度から始められるFX会社が多いです。
- 24時間トレード可能:平日ならほぼ24時間トレードできるため、仕事帰りや早朝など自分に都合の良い時間にトレードできます。
- レバレッジの活用:実際の資金より大きな金額でトレードできるため、少額の資金でも大きなリターンを狙えます(ただし、損失も大きくなる点に注意)。
- 両方向のトレード:価格が上がっても下がっても利益を狙えます。
- 明確なルールでのトレード:テクニカル分析では、感情に左右されない明確なルールベースのトレードが可能です。
FX取引の基本用語
初心者がまず覚えるべき基本用語をいくつか紹介します。
- 通貨ペア:「ドル円(USDJPY)」「ユーロドル(EURUSD)」など、2つの通貨の組み合わせ。FXでは常に通貨ペアでトレードします。
- スプレッド:通貨を買う価格(Ask)と売る価格(Bid)の差。これがFX会社の主な収益源です。
- ロット:取引単位。ミニロット(1万通貨)、マイクロロット(1,000通貨)などがあります。通常、1ロットとは10万通貨を指します。
- レバレッジ:少ない資金で大きなトレードができる仕組み。例えば、1米ドル=100円の時にドル円を1万通貨(=1万ドル)買うためには100万円必要ですが、レバレッジ10倍であれば10万円の資金で購入できます。
- スワップポイント:2国間の金利差から生じる損益のこと。高金利通貨を買い、低金利通貨を売るとプラスのスワップポイント(利息)を受け取れます。
- PIPS:為替レートの変動における最小単位。通貨ペアによって0.01か0.0001が1PIPS(一部例外あり)。利益・損失やスプレッドを表す基本単位として使用されます。
- ドルストレート:米ドルを基軸とした通貨ペアの総称です。例えばユーロドル(EURUSD)、ポンドドル(GBPUSD)、豪ドル米ドル(AUDUSD)など。ドルストレートは多くの場合1PIPS=0.0001ドル。
- クロス円:日本円と米ドル以外の通貨ペアの総称です。例えばユーロ円(EURJPY)、ポンド円(GBPJPY)、豪ドル円(AUDJPY)など。クロス円は多くの場合1PIPS=0.01円。
- ポジション:通貨を買ったり売ったりしている状態。買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)があります。
- スリッページ:注文時に表示されていた価格と実際に約定(注文確定)した価格の差のこと。市場の流動性が低い時や、急激な相場変動時によく発生する。
- トレンド:相場の方向性。上昇トレンド、下降トレンド、レンジ(横ばい)の3種類があります。
- サポートとレジスタンス:価格が反発しやすい下値と上値の節目のこと。テクニカル分析の基本となる重要な概念です。
- インジケーター:移動平均線、RSI、MACDなど、チャート分析をサポートする指標のこと。
テクニカル分析の基本的な考え方
テクニカル分析では「チャートには全ての情報が織り込まれている」という前提のもと、過去の値動きパターンが将来も繰り返すという考え方に基づいてトレードします。 具体的には以下の通りです。
- トレンドの方向を見極める:上昇・下降・横ばいのどれか
- エントリーポイントを特定する:サポート/レジスタンスラインやインジケーターのシグナル
- 適切な損切りと利確ポイントを設定する:リスク管理の徹底
- ルールに従って機械的にトレードする:感情を排除したトレード
これらのステップは全て、明確なルールに基づいて実行します。当サイトでは、これらのルールを具体的かつ実践的に解説していきます。
FXを始める前に知っておくべきリスク
「お金の戦場」という表現通り、FXには以下のようなリスクが存在します。
- 値動きリスク:相場が想定と逆方向に動くと損失が発生します。
- レバレッジリスク:レバレッジを使うと利益が大きくなる一方、損失も拡大します。
- 流動性リスク:市場の混乱時にはトレードができなくなる可能性があります。
- 金利変動リスク:長期ポジションを持つ場合、金利の変動が損益に影響します。
- テクニカル分析の限界:過去のパターンが必ずしも将来に当てはまるとは限りません。
しかし、適切なリスク管理と明確なルールに基づいたトレードを行うことで、これらのリスクを抑えながら、トータルで利益を得ることができます。
デイトレードの特徴とメリット
当サイトで主に扱うデイトレードは、以下のような特徴があります。
明確なルールでの判断:感情に左右されず、チャートのシグナルに従って売買
ポジション保有時間が短い:数十分〜数時間でトレードを完結させる
寝かせリスクがない:ポジションを持ったまま週をまたぐことがないので、相場開始時の流動性リスクがありません
小さな値幅を積み重ねる:大きな一発を狙うよりも、小さな利益を確実に積み上げる戦略
頻繁なトレード機会:1日に複数回のトレードチャンスがあることが多い
FXトレードを始める3つのステップ
FX会社の口座開設:スプレッドの低さ、使いやすいチャートツール、サポート体制などを比較して選びましょう。当サイトではMT4が使える会社をお勧めしています。また、国内のFX会社と海外のFX会社のどちらを選択するかも重要です。
デモトレードで練習:実際のお金を使わずにトレードの練習ができるデモ口座で経験を積みましょう。このとき、明確なルールを設定し、それに従ったトレードを心がけましょう。
小さく始める:実際にトレードを始める際は、少額から徐々に慣れていくことが大切です。最初から大きな金額でトレードすると、感情的になりやすく冷静な判断ができなくなります。
まとめ:FXトレードは「投資」であって「ギャンブル」ではない
FXトレードは正しい知識と戦略、そして冷静な判断力があれば、長期的に利益を得られる可能性のある投資手法です。特にテクニカル分析に基づくデイトレードでは、明確なルールに従って機械的にトレードすることで、感情に左右されない再現性の高いトレードが可能になります。
当サイトでは今後、テクニカル分析の具体的な手法や、実際のチャートを使った解説、そして実用的なトレードシステムの構築方法などを詳しく紹介していきます。ぜひ定期的にチェックしてください。
以上、15分程度の内容にまとめましたが、FXトレードの基本を理解できたでしょうか?
次回は「通貨ペアの選び方 – FXトレードで損をしないための完全ガイド」について詳しく解説します。